秋晴れ!富士眺望に紅葉狩り~2018年11月 大菩薩 上日川峠⇒丸川峠 |
当初は大菩薩の湯15:03発のバスに乗ろうと思っていたのですが、あまりの気持ちよさに16:40発に変更します。
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2018年 11月 26日
11月上旬、大菩薩嶺に登ってきました。 言わずと知れた百名山。都心からも近くて公共交通機関でのアクセスも容易なことから大人気の山。 大菩薩嶺は4年ぶり。 前回は上日川峠起点に介山荘⇒唐松尾根を周回しましたが、今回は上日川峠から丸川峠を経て大菩薩登山口(バス停)へ降りる縦走コースを歩いてみました。 ピストンあるいは前回と同じ周回じゃ物足りないものね。 今回も車で来ているのですが、縦走コースを組んだこともあり公共交通機関を活用します。 JR塩山駅近くに車を止めてJR中央本線で甲斐大和駅、そこからバスで上日川峠へ。 上日川峠からは歩いて大菩薩峠バス停まで。 そこからはバスで塩山駅まで戻り、車を回収。 標準CTは、上日川峠から大菩薩峠までが1時間15分、大菩薩嶺までが1時間5分、丸川峠までが1時間、大菩薩峠バス停までが1時間35分の合計4時間55分です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7:11、JR塩山駅前の駐車場に到着しました。 市営の駐車場も近くにありますが、タイムズ会員でもあるのでこちらにしました。クレジットカードも使えるし、最大料金の設定もあるし。 準備をして出発。徒歩2分の塩山駅に到着。 登山の格好でこの場にいることに、優越感を感じるのか羞恥心を感じるのかで登山レベルが測れそう。 ちなみに自分は後者です。 7:34発の電車に乗ります。 8時ちょうどじゃないけど。 少し時間があったので、北口に行ってみました。 一度ここからバス利用で歩いてみたいなぁ。 塩山駅から上日川峠行きのバスが出る甲斐大和駅までは2駅11分。スイカも利用可能で運賃は237円でした。 平日だからか、あるいは東京とは反対側から来たからか、少ないですね。 と思ったら、すでにバスが到着していて9割くらいの席が埋まっていました( ゚Д゚) この後8:02に高尾発の列車で10名ほどやってきましたが、増発便に乗ることになっていました。 さてこのバスは栄和交通が運行するバスで、4月中旬から12月上旬までの土日祝に5便運行されます。 加えて4月下旬・5月上旬・8月お盆・10月中旬~11月中旬は平日運行(3便)されています。 予約不要で運賃は上日川峠までは1000円。 第1便は8:10発。上日川峠までは40分ほどなので、登山開始は9時頃になります。
言うまでもなくこれは登山時点での情報なので、実際に利用される前にはHPで確認してくださいね。 バスは紅葉の中、林道をどんどん進んでいきます。 途中いくつかバス停があって、この時は景徳院入口・すずらん昆虫館前・小屋平で1名ずつ降車していきました。 景徳院は滝子山、すずらんは小金沢、小屋平は大菩薩登山かな? 自分は牛奥雁ヶ腹+小金沢登山を実行する時にこのバスを利用したいと思っています。 ほとんどの乗客は終点の上日川峠で降車しました。 前回は11月中旬。カラマツもすでに落葉していましたが、この日はまだ残っていました。 福ちゃん荘を通過。 この日は下山口近くの大菩薩の湯で汗を流し15:03発のバスで塩山に向かう予定。 上日川峠から大菩薩登山口バス停までが5時間、大菩薩の湯までの歩きと入浴時間が40分とすると50分しか余裕がありません。 9:57、大菩薩峠に到着しました。 白根三山 前回はこちらはガスって全く見えなかったので嬉しい。 先に進むと富士山も見えてきましたよ! 反対側もより良く見えてきました。 御前山の左にちらりと奥多摩湖、手前に小菅村の中心部。 何より右の稜線、牛ノ寝の紅葉が凄いですね! 前回のレポの最後でも述べましたが、あそこは一度歩いてみたい! さらにもう少し視線を左に移すと 手前の赤い山は今倉山かな?大菩薩峠から歩いて行けるので、あそこも歩いてみたいですね。 10:21、親不知ノ頭に到着 前回はこの先の雷岩で休憩しましたが、今回はここで朝ご飯休憩をとります。 左に八ヶ岳、右に金峰山 10:48、親不知ノ頭を出発 大菩薩と言えばこの稜線。 4年前の写真と比較すると、左の山頂標識が増えていますね。 ここからは未踏の領域。 あれ、丸川峠通り過ぎた! 疲れてるのかな? この標識から少し下ったところに丸川峠、そして丸川荘がありました。 下山口にある茶屋でたまたま聞いたところだと、この日は小屋は閉めて下界に降り、宿泊客があるので翌日に荷揚げするのだそう。 この先は「山と高原地図」にある急坂。 ただ、紅葉が素晴らしいので自ずとゆっくり降りていきます。 当初は大菩薩の湯15:03発のバスに乗ろうと思っていたのですが、あまりの気持ちよさに16:40発に変更します。 なんで15:03発にこだわっていたんだろ?謎です。 登山道が沢沿いを歩くようになると登山道はそろそろ終わり。 14:13、丸川峠分岐駐車場に到着。 この道はあまり人も歩かないようで、登ってくる人とすれ違うことはなく、下山した人は自分を含めて4名だけでした。 もっと歩かれてもいいと思うんだけどね。 ここからは車道を大菩薩登山口バス停まで歩きますが、途中雲峰寺というお寺があるので立ち寄ってみます。 深田久弥氏「日本百名山」でも紹介されていましたね。 裂石山雲峰寺(さけいしざんうんぽうじ)は745年、かの行基により開山され、戦国時代には武田氏の加護を受けたという臨済宗のお寺。 武田勝頼が天目山の合戦において敗没したとき、家臣に託した武田家の家宝である日本最古の「日の丸の御旗」をはじめ、戦場で用いられた軍旗などが大切に保存してあるらしい。帰宅後HPを見たら拝観料300円ですが見学可能とのこと。しまった(涙) バス停の前にある番屋茶屋さんでほうとうをいただきました。 ほっこり温まっておいしくいただけましたよ。 自家製の白桃シロップ(700円)をお土産に買って帰りましたが、こちらもおいしかった。 ほうとうを食べている最中に15:00発(大菩薩の湯15:03発)のバスが発車していきました。 ほうとうと温泉をパスすれば当初の予定通りの時刻に帰れたのですが、それでは山歩きの楽しみが減ってしまう。 ほうとうをいただいたら歩いて10分弱のところにある大菩薩の湯へ 泉質はアルカリ性温泉でPhが10程度と高いもの。 ぬるぬるしたお湯でした。 さっぱりした後はバスで塩山駅へ 16:40発のバスに乗ります。 自分がもともと乗ろうとしていた大菩薩の湯15:03発は前者、実際に乗った16:40発は後者。料金はどちらも300円でスイカも使えます。 17:06、塩山駅に到着。縦走登山完了です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 大菩薩嶺 上日川峠⇒丸川峠縦走 前半の快闊な稜線歩きに富士山などの大展望、後半の樹林帯の見事な紅葉。 山歩きの楽しみ満載のいい道でした。 いつも車なので駐車場に戻るピストンor周回がほとんど。 今回も形は駐車場に戻る周回ですが、間に電車1回、バス2回を利用する、今の自分にとっては「壮大な」山旅。 これからもこういう形の山歩きを積極的に実行していきたい。 次の大菩薩は同じ時期に牛の寝を歩いて小菅に降りてみようかと考えています。 バスで上日川峠に行き大菩薩に登り介山荘か長兵衛に宿泊。2日目に牛ノ寝歩き。 いまから楽しみです。
by yama-tono
| 2018-11-26 07:00
| 奥秩父・大菩薩
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