木曽駒登山オプションコースを歩く~2018年7月 木曽駒濃ヶ池コース |
宝剣山荘には20分滞在、千畳敷駅に向かいます。
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2018年 09月 01日
西駒山荘での贅沢な時間を過ごした後は、後ろ髪引かれながらも下山です。 前日は馬の背コースで西駒山荘に入ったもののガスで眺望なし。 この日は晴れているので馬ノ背コースで木曽駒まで行くことも頭をよぎりましたが、濃ヶ池経由で下山することにしました。 一度、濃ヶ池を見てみたかったのです。 本日のコースは、西駒山荘⇒濃ヶ池⇒乗越浄土⇒千畳敷駅 標準CTは、乗越浄土までが2時間10分、千畳敷駅までが1時間の合計3時間10分。 濃ヶ池コースも花が多いらしいし、千畳敷カールのお花畑もじっくり楽しみたい。 ただ、この日は土曜日なので激混み必至。どうなることやら。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7:20に西駒山荘を出発 もう一度将棊頭山に寄ってみます。 分岐からハイマツ帯の藪漕ぎをしていきます。 山頂が見えてきました。 7:30、将棊頭山に再登頂
ガスっていた前日とは異なり、この日は眺望が素晴らしい! 西駒山荘に将棊ノ頭 雲海越しに八ヶ岳と南アが見えているのが前日と違っていいですね! 左が御嶽、右が乗鞍 そして馬ノ背とその先にある木曽駒ヶ岳 馬ノ背歩きたいわ~ 8:05、将棊頭山を後にします。 また来ますね~ 分岐まで戻り、次は濃ヶ池分岐まで前日の道を歩きます。 自分が山小屋泊登山をする場合、1日目は天気が良くなくて2日目はいいというパターンが多いのですよね。。。 遭難記念碑に到着 この日は天気も良くて眺望も楽しめましたが、その当時は怖い思いをしたんだろうな。 合掌。 少しずつ乗越浄土が近づいてきます。 赤の線が前日ガスの中歩いた馬ノ背経由コースです。 黄色の線の左に大きな雪渓がありますね。 望遠で見てみると、、、 しかもあの雪渓、見るからに怖いんですけど。 8:50、濃ヶ池分岐に到着 濃ヶ池を一度くらいは見たかったので。 ここから先は樹林帯、時々眺望の道 これまで歩いてきた稜線が見えました。 濃ヶ池まではちょっぴり退屈な道でした。 9:09、濃ヶ池に到着です。 時期の問題なのかな? 濃ヶ池では15分ほど休憩して出発。 伊那前岳が目の前に見えます。 また聖地巡礼が始まるのかな?(笑) 濃ヶ池の先は花も多くなります。 コバイケイソウ 沢を渡り切ったところで、今朝将棊頭山頂でお会いした方とばったり。 木曽駒登って戻って来たとのこと。速ええよw クラシックコースの桂小場から登って来たというだけあって健脚ですね。 その方は地元の方で、中2の時に学校登山で馬の背経由で木曽駒に登ったがきつくてトラウマになったらしい。 が、その日以来久々に馬ノ背で登ってみたらサイコーだったようですw お互いに登山道の情報交換をしました。 その方からは、この先の梯子が割れていること、 自分は、猿がいたので要注意と。 そう、ここに来るまでの間に、気が付いたら2mくらいの至近距離に猿がいたのです。 静かに横を通り過ぎたら何にもなくて幸いでしたが、やはり猿は怖い。 西駒山荘の管理人の方も、濃ヶ池のあたりは猿が多いので、特にソロの方は気を付けるように言われていました。 お互いの登山の無事と成功を誓って別れ、先に進みます。 ここからが急登になります。 注意喚起を受けた梯子 急登をひいこら言いながら登ると、いきなり開けた場所に出ました! 魚眼レンズで撮影したみたいですね! 振り返ると そういえば、途中で見た雪渓歩きの道を歩きませんでしたね。 あの道は何だったんだろ? この先は宝剣山荘まで歩きます。 八丁坂と似た感じの急登ですが、花もたくさん咲いていたので、愛でながらてくてく歩いていきましょう。 チシマギキョウ 乗越浄土が近づいてきました。 天狗荘と中岳 あと一息! ベンチに座ってジュース飲みながら休息。 宝剣岳を眺めていると、、、 おお~、登ってるね~ 宝剣山荘には20分滞在、千畳敷駅に向かいます。 最後に将棊頭山に挨拶しようと思ったのですが、、、 シャイなのか顔を隠していました。 この頃には千畳敷カールもガスの中 観光の方もいれば、登山客もあり 7月盛期の土曜日、カオスな状況になっていました。 千畳敷でゆっくりお花見したいという当初の目的は脆くも崩れ、12:05に千畳敷駅に帰還。 駅内(標高2612m)にあるカフェ、2612cafeでアイスコーヒーをいただきます。 透き通るような味わいでおいしかったです。 この後はロープウェイとバスを乗り継いで、菅の台に13:17に帰還。 登山後の温泉はすぐ近くの「こまくさの湯」へ 日帰り登山なら多少登山口から遠くても原則源泉かけ流しのしっかりしたお湯を、 山小屋泊の場合はすぐ入りたいので登山口の近くの温泉を選んでいます。 今回は後者。料金は620円でJAF割使うと50円引きになりました。 登山客も多く利用していました。玄関先にザックがたくさん並んでいましたから(笑) 登山後の肉は、ソースカツ丼。 これもすぐ近くにある明治亭の中央アルプス登山口店さんで。 テラスがあるので、そこでいただきました。 いただいたのは前回と同じ、ロースのソースカツ丼ご飯少な目に温泉卵(1501円) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 木曽駒ヶ岳濃ヶ池コース 一度見てみたいと思っていた濃ヶ池ですが、若干の期待外れ。もう少し水が多くて神秘的かと思っていました。 昔見た写真が雪が残り霧で幻想的な濃ヶ池だったからかもしれません。 濃ヶ池はもういいかなと思いますが、木曽駒は今後もまた登りたい。 木曽駒はもちろん、今回初めて登った将棊頭山も素晴らしかったし、未踏の伊那前岳や三ノ沢岳もあって。 木曽駒にはまだまだ知らない楽しみが待っているように思うのです。
by yama-tono
| 2018-09-01 07:00
| 中央・南アルプス
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