山上のビーチから眺める迫力ある甲斐駒ヶ岳~2017年9月 日向山 |
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2017年 09月 22日
9月中旬、日向山(ひなたやま)に登ってきました。 日向山は山梨県北杜市にある標高1660mの山で山梨百名山。 山頂の花崗岩でできた白い砂が海岸の砂浜のような雰囲気を醸し出しています。まさに山頂のビーチですね。 そして、ここからは甲斐駒が近いこともあり、迫力ある姿を見ることができます。 甲斐駒だけでなく、富士山に鳳凰三山や八ヶ岳も見ることができるとのことで、低山ながら眺望第一主義者にとっては楽しみな山。 足の状態はまだ万全とは言えないので、標準CT3~4時間の山を探していたところこの山を思い出しました。 5~6年前に買ったガイド本に載っていて、いつか登ってみたいと思っていた山です。 コースは、矢立石⇒山頂⇒雁ヶ原のピストン。 標準CTは、山頂までが1時間30分、雁ヶ原までが5分、矢立石までが1時間5分の合計2時間40分です。 さらにこの時期錦滝のあたりにシラヒゲソウが咲いているとのことで、一旦矢立石まで戻り往復することにしました。 +1時間10分で、合計3時間50分の山歩きになります。 実は日向山から錦滝まで直接降りるルートがあるのですが、崩落のため通行禁止とのこと。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 登山口のある矢立石駐車場へは、R20沿いにある道の駅 はくしゅうの横の道を行くことになります。 まず道の駅に寄り道 ここは南アルプスの天然水を汲める水汲み場があるので水を汲んでから向かいます。 説明板によれば、水は硬度30度、Ph7の軟水とのこと。 水を補給したら道の駅の横にある道を行きます。 目の前に甲斐駒だー その右に烏帽子岳と平べったい鞍掛山。さらに右に本日のターゲットである日向山が見えます。 道幅狭い林道を5km行くと、矢立石駐車場に到着。6:30。 この日は平日。自分は2番目でした。 ボンネットに置いてあるのはプラティパス2L。道の駅で汲んできた水を入れてあります。 プラティパスは破れないか心配ですが、荷物を軽くコンパクトにしたいので今回から導入してみました。 ゆっくり準備をして、7:05に出発です。 勾配はそれなりにありますが、道自体は歩きやすいです。広葉樹林帯の中をてくてく歩きます。 道にはこんなボードが設置されています。 暗くて見えにくいですが「10-3」とあります。3/10まで来たということですね。 山頂まで1時間半ですから、だいたい1区間9分という目安でしょうか。 お地蔵様 「天保十年云々」と刻んであったかな。江戸時代から登られていた山なのでしょうか? 樹林帯を行きますが、富士山がチラリと 山頂(雁ヶ原)からは富士山も見えるはず。期待しましょう! 登るにつれて植生もカラマツが支配的になります。 黄葉の時期は綺麗なんでしょうね。 いよいよ10-8まで来ました。カウントアップ開始。8、 9、 10、到着~、 とその前に三角点が登山道からほんの少し離れたところにあるので立ち寄ります。 標高1660m。樹木に囲まれて眺望はなしです。 ということで、すぐ立ち去ります。 三角点から数分、一気に眺望が開けました! 何じゃこれは~ もちろん、ガイド本やヤマレコなどで知ってはいたのですが、樹林帯の中を黙々と歩いてきていきなりこのような景色が開けると、何じゃこれは~、と叫びたくなります。 ここが雁ヶ原(がんがわら)と呼ばれる場所なのでしょうか? 山頂標識があったのでパチリ。甲斐駒バックで。 山梨百名山に登頂 ここはまさに山上のビーチです。 まさにビーチです。 水着のおねいさんがいないので初めて海辺じゃないとわかるくらいです。(んなわけはない) でもね、砂が純白ではないんですよ。 事前に見た写真だともっと白いんですけど。 陽当たりの問題?前日に雨が降ったから? でも上の写真からわかるように明らかに黒(茶)になっている部分も多くて。 人が歩いたからじゃないかな。歩いてなさそうな場所を見ると白いんですよね。 まあ、理由はよくわかりませんが、純白度についてはあんまり期待しない方がいいかもです。 でも、山頂から見る山々は素晴らしい。 富士山に鳳凰三山 富士山 鳳凰三山。オベリスクが目立ちます。 八ヶ岳 そしてなんといっても甲斐駒 との史上最接近の甲斐駒。迫力ありますね~ 甲斐駒に続く尾根が黒戸尾根。登りだけで標準CT9時間10分のハードコース。 生まれ変わったら登りましょう。 砂浜の行きつく先が大明神 神様が祀られていました。 左の岩が面白いですね。 タコ(宇宙人?)に右の人がひれ伏しているみたい。 山頂のビランジも楽しみにしていましたが、残念ながら終了間近でした。 一口にビランジといってもただのビランジ、オオビランジ、タカネビランジがこのあたりで見られるよう。 これは何ビランジなんでしょう? 少し休憩して、今度は錦滝に向かいます。 今度は登山道ではなく林道を行きます。ただ、通行止めなので車では行けません。 ゲートの横をすり抜けててくてく歩きます。 林道脇で見かけたでかいキノコ。キノコだよね? 山頂で咲いていたビランジ(系)がここにも咲いていました。 ここでマクロレンズに取り換えて撮影。 でも、ピンが甘すぎ。マクロは難しいですね。登山でも三脚を導入しようかと思うのですが、重量がねえ。きつい。 ソバナ? 通行可能であれば山頂から直接降りて35分ほどで来れたのですが。 東屋の左に錦滝があります。 この錦滝の辺りに咲いていた花を シロヨメナ? 日向山、いい山ですね。また来ましょう! 林道を抜けて下界に戻ると 金峰山に瑞牆が出迎えてくれました。 あちらもまた登りたいね ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日向山 純白とは言えませんでしたが、山上のビーチに山々の絶景。しかも登り1時間半ほどのお気軽登山。 また登りたい山になりました。 紅葉・黄葉の時期も良さそうだし、甲斐駒に雪が残る時期も良さそう。 さらに鞍掛山まで足を伸ばせば、甲斐駒がより近く見ることができ、またクモイコザクラにも会えるとのこと。 でも+5時間40分のトータル8時間20分!!! 鍛えなくてはいけませんな。
by yama-tono
| 2017-09-22 07:00
| 中央・南アルプス
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