花と眺望の山、そして深田久弥氏終焉の地~2017年5月 茅ヶ岳 |
今回は、この時のレポをアップすることにいたします。
茅ヶ岳は標高1704mの二百名山にして山頂は360度のパノラマ
富士山はもちろん、南アルプスに八ヶ岳、奥秩父に丹沢などの山々が見えるのだとか。
そして「日本百名山」の著者深田久弥氏が亡くなった場所としても知られています。
自分は百名山踏破を目指しているわけではないのですが、氏のおかげで登山がメジャーなレジャーの1つになったことに感謝しなければいけません。
登山道も整備されたのだろうし、登山道具もよりよいものが開発されてきたのでしょうし、祝日も1日増えたし(?)
アンチ的な見方をされる方もいらっしゃいますが、気にくわない部分があったとしても色々恩恵を受けている部分も多々あるわけで。
その面に光をあててあげたいですね。
今回は感謝の念を込めて登りますが、もちろんそれだけでなく、眺望第一主義者として眺望がいいことが何よりの動機。
コースは深田公園からのピストン
標準CTは、登り2時間20分、下り1時間40分の合計4時間です。
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自宅を5時に出発
朝のニュースで7時には相模湖ICを先頭に40km(!)の渋滞になる予想と聞いたので、少しだけアクセルを強く踏みます。
そのおかげで少しだけ渋滞にはまりましたがそれほどのロスはなく、7時に深田公園の駐車場に到着です。
綺麗なトイレも利用させていただき、7:23、スタートです。
しばらくは新緑萌える森の中を行きます。
確実に体力を奪っていきます。
しばらくいくとどこかで見たような・・・
この岩の辺りにはハシリドコロの群生がありました。
金峰山などが木々の合間から見える岩場の尾根道をいくと、深田氏終焉の地がありました。
合掌
深田氏終焉の地を後にすると、引き続き岩場の稜線。
えっちらおっちら登り、ふと振り返ると富士山だあ~
早く山頂に着きたい。
ということでここからスパート。9:28、茅ヶ岳に登頂しました!
山頂からは360度のパノラマです!
まずは真打ち富士山
その点こちらは裾がとても美しい。光の当たり方もGood!
ちなみに先のロゴ画像は、こちらの写真をトリミングしたものになります。
南アルプス
残雪の山々がいいですね~
上の写真の左の方を切り取ってみると、中央に悪沢・赤石
上空からではなく登山中からは初めてみたかも。
ある方のレポを見ると眺望がとても素晴らしい山。登ってみたいけど、奥深すぎるんだよね~
鳳凰三山
ちなみに、薬師の左に見えるのが間ノ岳。北岳は隠れて見えないようです。
アサヨ峰
そういやアサヨ峰ってあったね。まだまだ修行不足。
甲斐駒ヶ岳
北西方面
いいねえ~
八ヶ岳をアップで
北には金峰・瑞牆
瑞牆山
この6月上旬にみずがき山自然公園でテント泊デビューしようかと思っていたのですが、残念ながら休みと天気のタイミングが合わずに断念
金峰山
一昨年の9月、初めての山小屋泊登山であの稜線を登りました。
金峰山と富士山の間は、枝がかぶってすっきりしないところもあるのですが、大菩薩や丹沢なども見えました。
この景色やばすぎ
山の配置がいいんですよね
どういうところがいいの?と聞かれても具体的に答えられないのですが、とにかくいいのです。
呆れられながらも山頂には3時間近く滞在(^^;
11:55、下山開始です。
すぐに分岐
今回は左の道を行きますが、千本桜鑑賞を兼ねた茅ヶ岳登山も良さげ。
さてこの尾根道。防火帯の道とあったので眺望もいいのかと勝手に思っていたらそんなことは全くなし。
しかもかなりの急坂続きです。
神経すり減らして慎重に降りていきますが、そんな中でも可憐な花がいくつも咲いていて癒されます。
ハルリンドウ?フデリンドウ?
その点、ツツジは目の高さにあるので足腰に優しい花です(笑)
左に行くと登りに使った道と合流します。
モミジイチゴかな?
結構フレンドリーな個体で、これなら撮影できるかなと思いレンズをお気軽ズームに交換したら奥の方に飛んで行ってしまいました・・・
その気にさせておいて何よ~。ひどいわ(笑)
13:35、駐車場に帰還
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茅ヶ岳
当初想定していなかった急登続きの道でしたが、それをクリアした後には絶景が待っていました。
富士山に南アルプス・八ヶ岳・北アルプス・金峰・瑞牆
特に雪が残っているこの時期はいいですね。眺望を楽しみたい方に是非お勧めします。
そして、可憐な花がいくつも咲いていて楽しめました。これは意外。
花を楽しみに登られる方にもお勧めですね。
紅葉の時期も良さそうだし、
山頂からの眺望もまた楽しみたいし。
再訪決定です!