グルメレポート!鍋割山荘の鍋焼きうどん~2016年12月 丹沢鍋割山 |
天ぷら、きのこ、大きい油揚げ、ほうれん草、卵など、たくさんの具が入った鍋焼きうどんを
でもそのお店は標高1200m以上の山上にあり、歩いて行かなくてはいけないらしい。
それでも休日になると多くの人が鍋焼きうどん目当てで押し掛けるという超人気店。
おりしも冷え込みが厳しくなりつつある12月上旬、
自分も噂の鍋焼きうどんを食べたいと、行ってまいりました。
鍋割山荘という名のお店に。
と、グルメレポートのような書きっぷりをしましたが、登山レポです(笑)
丹沢の山、鍋割山に登ってきました。昨年12月上旬のことです。
鍋割山山頂にある山小屋、鍋割山荘さんの鍋焼きうどんが人気の山で、今回はもちろんその鍋焼きうどん目当て。
コースは、表丹沢県民の森から後沢乗越経由でピストンする予定
標準CTは、登り2時間20分、下り1時間35分の合計3時間55分。
大倉や寄からのコースもありますが、今回は一番短絡なコースを選択です。
今回の目的は鍋焼きうどん。短絡なコースでいいでしょ。
疲れ切った状態で食べてもおいしさがわからないから。
と、言い訳を言い放って自宅を出発~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
7:00、表丹沢県民の森に到着
この日は平日ということもあり、2番乗りでした。
準備運動をして7:20、出発。林道を歩くとすぐにゲートがあります。
ここに鍋割山荘用のペットボトルなどがおいてあり、山荘まで運んでくれるボランティアを募っています。
自分も2ℓの水ではありますが運びます。
これでかなりの重量増加!との史上最高重量登山になりました。
でも、今後テント泊登山もやりたいと思っているので、これくらいは平気になれなくては。
さてここから先は、じわりじわりくる登りがほぼ頂上まで続くことになります。
まずは後沢乗越までの急斜面を行きます。
傾斜もさることながら、鳥の声があちこちからするので気になってなかなか先に進めません。
8:35、稜線に出ました。後沢乗越です。
9:40、後沢乗越から1時間ほどで鍋割山に登頂しました!
荷物が重かったこと、ストックを使わなかったこと、鳥探しをしていたことを考えればまずまずのペースでしょうか。
で、鍋割山荘ですが、
もしかして今日お休み?
うそーん
鍋割山荘は見た目定休日
準備しているだけだよね?だけだよね?
しばらく山頂でくつろいで店が開くのを待つことにします。
西には富士山
東名に乗っているときは見えていたのですが・・・
南は秦野市街
山頂からは南西方面が開けていて、愛鷹~金時も見えました。
さて、30分くらい時間を潰しましたが、誰も来ないし、店が開く気配はないし、富士山の雲も取れそうにもない。
このまま下山しようかと思いましたが、持ってきた2ℓのペットボトルをこのまま持ち帰るわけにもいかないので、中を確認して誰もいなければ置いていくことにしよう。
恐る恐る扉を開けると・・・
中に2人いて、エベレスト談義をしていました。
なんだよー(笑)
ペットボトルを渡すとお礼を言われ、「何か注文されますか?」
もちろん注文しますとも!鍋焼きうどんを注文。1000円です。
休日で混雑するとかなり待たされるらしいのですが、この日は一番乗り。
5分ほどで出てきました。
さっそくいただきます。
ぱくぱく、もぐもぐ、ずるずる、ごくり。うまいわ~
というわけで食レポはありません。すんまへん。
この後もしばらく山頂でまったり。
東の方を見ると山小屋が
時間は11:00。さてと
できれば塔ノ岳まで足を延ばし小丸尾根経由で戻りたいのですが、あいにく小丸尾根は工事通行止め
ということで、もと来た道を戻りますが、後沢乗越分岐を櫟山まで行くとそこから表丹沢県民の森へ直接降りることができるようなので、そのルートに変更します。
で、まずは後沢乗越まで戻ります。
平日とはいえ人気の鍋割山。この時間帯になるとたくさんのハイカーが登ってきます。
そしてみなさんかなりへばっています。じわりじわりくるんですよねぇ~、わかりますよ。
自分も昔(2時間前)はそうだった。
歩荷さんです。
お疲れ様です!!!
11:55、後沢乗越
やせ尾根、急坂を進みます。
多少登ったところで振り返ると、鍋割山が見えました。
12:23、栗ノ木洞に到着。標高908m。
さらに針葉樹林帯を行くと、開けた場所に出ました。
ここで休憩。
南側は秦野市街が一望できます。
この後は稜線を離れ、県民の森の中の急斜面を九十九折に降りる道を30分ほど歩き駐車場に帰還。
13:25。トータルで約6時間の山行でした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
鍋割山
急坂を登り切ったご褒美に、おいしい鍋焼きうどんをいただくことができました。
眺望も悪くないし、鍋焼きうどんのおいしくなる季節にまた登りたいと思っています。
次は塔ノ岳まで足を延ばす周回ルートかな?
蛭ヶ岳1泊2日登山の行きか帰りに寄るのも良さそうですね。