東北岩手の花の名峰 ハクサンイチゲロードを歩く~2017年6月 焼石岳 |
焼石恐るべし・・・
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2017年 07月 18日
新たに立ち上げた登山ブログ「殿様な山歩き」
1回目の登山記録は花の平標・仙ノ倉でした。 眺望に花、稜線歩きが楽しい山でしたが、花に関していうと先月登った東北の焼石岳に比べると密集度が粗く、焼石で肥えてしまった眼には少し物足りないところがあったのも事実。 ということで、その焼石岳のレポをアップします。 焼石岳に登ったのは今年の6月中旬の土曜日のこと 自分は渓流のフライフィッシングが趣味で、盛期である6月には毎年1週間程度東北に遠征に出かけているのですが、日程を1日登山に充当して登ってきました。 焼石岳は岩手県にある標高1548mの山で二百名山。お花畑と眺望の山。 今年6月のメインイベントとして昨年から楽しみにしていました。 コースは中沼コースをピストン 標準CTは、登り3時間20分、下り2時間25分の合計5時間45分 東焼石岳からの焼石岳の眺望がいいらしいので寄っていくと+25分の合計6時間10分です。 今回は中沼コース登山口までは、水沢のBHからタクシーを利用しました。 釣り遠征途中なのでマイカーで行けばいいのですが、林道が悪路で道幅も狭いらしい。 また、駐車場が40台分あるものの今の時期はかなりの人気で、特に休日は早朝から満車になることもしばしばなのだとか。 折角の遠征登山、神経をすり減らすのも嫌だし確実に登山を実行したい。 というわけで、気前よくタクシーを使うことにしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 5:30に水沢のBHに水岩タクシーさんにきてもらい、焼石岳中沼登山口に向かいます。 まだまだ雪が残っているぞ!登れんの? R397から尿前林道へ。ここから悪路になります。 後部座席の座り心地悪すぎ。がったんがったんいってます。 もうそろそろ到着かな?と思ったら前に何台もの車が どうやらこのすぐ先にある駐車場が満杯で戻ってきたようなのです。 切り返しもできなかったのか・・・ 焼石恐るべし・・・ 6:10、到着。BHから45分 帰りも当然配車予約していますから、往復で約16000円!!! でも、いい登山をすればこれくらいは安く感じるもの。 いい登山になりますように。 準備をして6:22に出発 地図で確認すると、林道を行っても焼石には登れるのですが、破線コース・・・ まずは中沼まで向かいます。しばらくは樹林帯の中を行く道。 が、いきなりの泥道なので、急遽スパッツつけて歩きます。 6:55、中沼に到着 ただ、雲が黒っぽいのと水面にさざ波がたっているので、写真的にはいまいち。 中沼のもう1つの見どころは、水芭蕉とリュウキンカの群生。見事でした。 中沼から上沼へ。そして上沼を過ぎると雪渓が登場 念のためチェーンスパイクは持っていきましたが、使わなくても大丈夫でした。 が、雪渓があるということは登山道が・・・ シラネアオイ この先山頂まで何株か見られましたが、これが一番綺麗でした。 ハクサンチドリも咲き始め つぶ沼コース分岐付近の雪渓 先行者が、さらに先行して登り切っていた方に教えてもらって登っていたので、後をついていきました。 ありがとうございます! 沢を渡り 自分は早く進みたいので、5分ほどで出発。 するといきなりの雪渓登場 自分は小屋には寄らないので、左の方の後をついていきます。 このコースで一番大きい雪渓 噂の有名な方ですね。晴れていれば毎日登られているとか。凄すぎです! 雪渓をいくつかこなすと雪がなくなり、岩ゴロゴロの道になります。 ショウジョウバカマ スタート時点では晴れていたのにぃ・・・ しばらく目の前に咲いているハクサンイチゲを撮影しながら休憩 泉水沼と最後の雪渓 10時ちょうど、焼石岳に登頂!スタートから3時間40分でした。 山頂で休憩してガスがとれるのを待ちます。 その合間に花撮影 ミヤマキンバイ ということで下山します。 姥石平まで戻って、ハクサンイチゲ鑑賞でもしましょう。 途中でガスがとれかけてきましたが、やっぱりダメです。 11:05、姥石平に戻りました。 この辺りは一面のハクサンイチゲ 焼石岳バックのハクサンイチゲが定番の構図ですが、あいにくガスっているのでしばしマクロで撮影 姥石平では10分ほど撮影・休憩 そのまま下山しようかと思いましたが、また来るときのために調査しておこうということで、少しだけ東焼石岳方面へ向かってみます。 東焼石岳への道。こちらはガスがとれて山頂が見えます。 ガスっていたので今日は行かないつもりでしたが、方針転換、行ってみましょう! とその前に、タクシーを15時に予約していて、このままでは時間が足りなそうなので16時に変更。 稜線から電話(ドコモ)が通じて良かった~ 胆沢平野方面 おっさんだけどスキップしたいくらい ウキウキ気分の中、12時ちょうどに東焼石岳に登頂しました。 でも、一面のお花畑があるだけで十分です。 そのお花畑、ハクサンイチゲが目立ちますが、もちろんそれだけではありません。 ユキワリコザクラに ミヤマシオガマ チングルマ これはハクサンイチゲか ミヤマキンバイ ユキワリコザクラとミヤマキンバイのコラボ とにかく凄いです。 若い男女6名ほどのグループがいて、その中の女の子が「帰りたくな~い♡」と言っていましたが、うんうんわかるよ、その気持ち おっさんだって帰りたくないもん♡ 姥石平からは岩ゴロゴロの道、そして雪渓 銀明水避難小屋が見えてきました。 避難小屋に泊まって撮影登山をするのもよさそう。 この時も4名分のスペースがすでに確保されていました。 避難小屋のすぐそばで休憩 銀明水という水場があるので、下り用に補給しておきます。 銀明水で15分ほど休憩し、中沼へ向かいます。 が、ここからの道が厄介 木道や岩も滑りやすくなっているので要注意です。 前を歩くおじさんも転倒してしまっていました。 15:45、中沼登山口に帰還。 すでに登山口にはタクシーが待って頂いていたので乗り込んでBHに帰還しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 焼石岳 何といっても、姥石平~東焼石岳間のお花畑が白眉 ハクサンイチゲにミヤマキンバイ、ユキワリコザクラなどなど、やばすぎでした。 今回は眺望には恵まれませんでしたが、これで眺望も良かったら悶絶死していたでしょうからこれで良かったのかも。 眺望に関しては、改めて紅葉鑑賞を兼ねて東成瀬登山口から登ってみたいと思っています。
by yama-tono
| 2017-07-18 07:00
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